再稼働の世論調査(ブログ4127)
- 2025年12月18日
今日の道新に、泊原発に関する世論調査の結果が掲載されていました。
これによると、知事の泊3号炉再稼働の同意判断を「支持する」・「どちらかと言えば支持する」という方が計61%で、「支持しない」・「どちらかと言えば支持しない」という方の26%を大幅に上回りました。
これまでは、泊原発再稼働に反対・どちらかと言えば反対の方が60%を超えていましたが、今は逆転と言うことになっています。
似たような質問で、再稼働への賛否の場合は「賛成」・「どちらかと言えば賛成」が59%で、「反対」・「どちらかというと反対」が28%、先ほどの知事判断とは若干の誤差が表れましたが、傾向としてはたいした問題では無いと思います。
すなわち、再稼働を認める方と認めない方がWスコアという結果では、民意がそこに有ると言う事だと思います。
一方、避難計画については、「十分だ」、「どちらかと言えば十分だ」が31%、「不十分だ」・どちらかと言えば不十分だ」が41%となっていることから、避難計画は不十分であっても再稼働については賛成だという少し違う面もうかがえます。
これは、再稼働をしても事故はめったに起きないから、避難計画については「おいおい」整備すれば良いのではないか、その分早く電気代を安くして欲しいという心理が働いているのではないかと推察することが出来ます。
つまり、安全や事故対策はあまり自分事では無く、イメージが及ばないけど、電気代が下がるのは自分事なので意識が出来る。先々の不確実性よりも、足下の石の方が気にかかると言うことでしょうか。





