全国地方議員交流研修会(ブログ4078)
- 2025年10月27日
全国の地方議員が札幌に集合し、今般の政治上の課題について話し合う「第21回全国地方議員交流研修会in札幌」が開催され、現地実行委員会のメンバーとして参加をしました。
玉城デニー沖縄県知事からビデオメッセージに始まり、基調講演として東京大学大学院特任教授で、日本農業の課題について、各テレビ局の番組にも多く出演しておられる「鈴木宣弘教授」から「食の属国から自立の国へ・飢えるか、それとも植えるか」と題した講演、特別報告として、城西国際大学羽場久美子特別栄誉教授から「高市政権に抗し、東アジアの平和と繁栄を市民・自治体から作る!」、令和の百姓一揆実行委員会事務局長の高橋宏通氏からは「農と食は命の問題」、泊原発立地4町村住民連絡協議会代表の佐藤英行氏からは「泊原発立地から今日までの運動」、それぞれから報告があり、問題提起として北海道高校生平和大使の岩山心咲さん・山岸莉音さんから、国連での発言、笹の墓標朝鮮人強制労働博物館長の殿平善彦氏から「市民が作る和解と平和」、アジアの平和と未来をひらく若者訪中団の金澤 伶さんから「国家による差別と記憶の抹消・加害の構造を問う旅から」、それぞれ問題提起がなされました。
明日からは、5つの分科会での討論が予定されています。
○第1分科会:日中不再戦・日米地位協定の抜本改定に向けて
○第2分科会:国民の食料自給を確立する
○第3分科会:公的責任で社会保障の確立を~介護と医療
○第4分科会: 〃 〃 ~生活困窮者を自治体が支える
○第5分科会:持続可能なエネルギーの地域自給を目指して
分科会終了後には、各分科会報告と研修会のまとめを行い、2日目を終了します。
3日目は、フィールドワークとして「民族共生空間・ウポポイ」と「赤レンガ庁舎と北海道博物館」の2コースに分かれて視察し、札幌解散となります。





