背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

中国と北朝鮮の挑発

  • 2016年08月11日

 北朝鮮が「ノドン」を発射し、日本本土まで約250kmの日本海に着水しました。

 一方、尖閣諸島近海には中国の海警(日本の海上保安庁巡視船)や漁船が大挙航行しており、このことについて政府が中国大使に抗議しましたが、「中国固有の領土であり、中国の船舶が関連の海域で活動するのは当然だ。」と一蹴されてしまいました。

 しばらくの間、尖閣諸島近海は穏やかでしたが、急に中国が挑発を始めたのには、理由があったようです。

 それは、安倍晋三の新たな組閣で防衛大臣に任命されたのが「稲田朋美氏」だったことに起因しているとか。

 稲田防衛相は、この間、8月15日には必ず靖国神社に参拝を欠かしていません。

 日本のメディアはいつもの「政権に忖度する」という立場なのか多くを伝えませんが、日刊ゲンダイによると、海外のメディアの反応は、「南京大虐殺を否定し、慰安婦を合法と主張する人物(韓国メディア)」、「極東国際軍事裁判・東京裁判に否定的(中国メディア)」、「極右論者(米ワシントンピスト)」、「ナショナリストのタカ派でネガシオニスト→否定派(仏リベラシオン)」、「歴史修正主義者(仏ルモンド)」、歴史修正主義者とは仏ではナチスドイツのホロコーストを否定する者を軽蔑する際に使われていると、世界主要新聞の評価を掲載しています。

 海外のメディアの稲田氏への評価は、まさしく安倍晋三の意を汲み中国敵視の実践、安保法制の推進、軍備の増強、さらに、「日本会議」の重鎮としての憲法改正、自衛隊の国軍化の牽引役であるとしか映っていません。

 中国が尖閣諸島へ公船を派遣し、領海侵犯などを行ったのは稲田防衛相が任命された直後からです。

 このことからすると、安倍政権の中国敵視政策への公然とした抗議行動と受け止めるべきで、中国側はそのことを否定しておりませんし、北朝鮮の長距離ミサイル発射も同根であると認識しなければなりません。

 安保法制について、安倍晋三は「抑止論」を全面に出し、積極的平和主義とうそぶいていましたが、結局、抑止にはならず、より緊迫感を増長することになっています。

 そして、稲田防衛相はこの緊張感を発火に結びつける導火線であることを、世界は危惧しています。

 私たちは今回の防衛相就任とアジアの緊迫の関係をきっちりと受け止めなければなりませんし、今後の稲田防衛相の言動を注視していかなければならないと思います。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.