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三反園知事の変節

  • 2020年06月23日

 東京都知事選が注目されている一方、鹿児島県も7月12日投開票の知事選が告示されようとしています。

 現職の知事は三反園訓氏ですが、知事選に関わり、県内の首長に電話をして選挙協力の要請をしていたことが報じられました。

 自治体が県に要望している公共事業などを持ち出したり市町村別の得票が判るなどと圧力をかけたりしていたとのこと。

 本人は報道各社の取材に対し否定をしたり、電話したことを覚えていないと言い訳をしていますが、電話を受けた複数の首長達は、知事選への応援依頼とも受け止めたと話しています。

 河合夫妻のように現ナマを手渡し応援依頼をしたという露骨な選挙違反でないにしても、予算執行権という権力を笠に着ての選挙応援依頼はあってはならないことです。

 三反園知事は、テレビ朝日の社員としてテレビ朝日の解説委員に就任後、看板番組である「ニュースステーション」の政治担当キャスターを務め、歯切れの良い解説を私達に届けてくれました。

 その後、2016年に九州電力川内原子力発電所の再稼働について原子力規制委員会がオーダーを出したことから、鹿児島県知事選挙に出馬の意向を明らかにしました。

 当時、反対する市民団体「ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会」として、実行委員会メンバーが立候補していましたが、自身の立候補を取り下げて三反園候補の支援に回りました。

 選挙戦では、現職知事が原発容認だったことから脱原発を訴える選挙戦を展開し、現職知事を破り当選、当初は川内原発の停止を求めていましたが、その後、原発に対する発言を徐々にトーンダウンし、原発の安全性に対し「知事になる前と知事になってからでは立場が違う。改めて自身の考え方をまとめたい」と話し、その後、県民との公約を無視するかのように「私には原発を稼働させるかさせないかの権限は無い。」として再稼働容認に転じ、また、その後も「原子力発電はベースロード発電である」との立場を取り、完全に九電を含む原発容認派に取り込まれてしまいました。

 テレビ朝日時代のリベラルな立ち位置が評価されての1期目の選挙でしたが、舌の根も乾かぬうちに180度方向転換した政治スタンスにブーメランが帰ってきました。

 今回、2期目の立候補となりますが、これまでの変節ぶりから厳しい選挙戦となると認識し、県内各首長に選挙違反まがいの電話行動に走らせたのでは無いかと思います。

 無論、原発容認派の知事となったことから、自民党・公明党の推薦を要請する事になるのは火を見るより明らかだと思いますが、県民を裏切った知事が今さら信頼を勝ち取るとは到底思えません。


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