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ワクチンの開発と接種

  • 2020年07月28日

 今日も市内の挨拶廻りをしていますが、いつも私を応援をしてくれている内科の先生が、憤懣やる方の無い思いを話されていました。

 政府のコロナ対策について、その不備を的確に指摘するお話は、医療人の認識としてまさしく理に適ったもので、お互いに意見の一致をみながら最後の結論は、「このままでは日本の未来は非常に危うい、政治が何をやっているのかを国民はきっちり見ている。野党もつまらない主導権争いなどしている場合では無い。」というものでした。

 その話の中で、先生がワクチンの話をしていたことに頷いてしまいました。

 先生は「今、各国でワクチンの開発競争をしているが、通常ワクチンの開発には3~4年の時間がかかる。動物実験から人体での治験、その積み重ねから副作用を極力排除して安全性と効果が認められて国が承認するという流れだが、今はそれを蔑ろにしているような気がする。

 ましてや、コロナウィルスのワクチンが承認されたら、その接種に優先順位を付け、医療関係者から始めるという。

 一見、当たり前のように思われるかも知れないが、開発に慎重なくらい十分な時間をかけない未完成のようなワクチンを医師や看護師などに接種して、そこに問題が生じれば医療は崩壊する。医療人を使って人体実験をするようなものだ。」との見解を示されました。 まさしくその通りで、医療に関わる方々はそのことを十分に認識されているはずだと思います。

 だとすれば、医療関係者は優先的にワクチン接種を受けることを拒むことになります。

 ここにも、政府の焦りと浅慮が見え隠れしています。


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