背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

バタフライ・エフェクト(ブログ4202)

  • 2026年03月07日

 高市氏は衆院予算委員会の日程を13日の締めくくり質疑で終了し、参院へ送付する方針のようです。

 予算委での質疑は始まったばかりで、提案通りの短縮委員会では、122兆円の予算の審議は全く深掘りも出来ません、数の力で強引に年度内の予算通過をさせようとするのは、高市氏のおごり以外のなにものでもありません。

 首相の市政執行方針が2月20日、その後3月1日からの代表質問、そして予算委員会

終了を13日とすれば、衆院ではたったの13日間の審議です。

 地方議会ですが、新年度予算を審議する北海道議会は、2月27日から代表質問、その後の一般質問、予算特別委員会、そして議決までは21日間の日程となっています。つまり、参院があるとしても、衆院では地方議会より短い審議日程で議決してしまうことになります。これがどれだけ無茶な国会運営なのかは明らかです。

 また、この通常国会での大きな課題である「社会保障と消費税の減税」は「国民会議」へ丸投げで、責任回避をしています。

 国会議論を蔑ろにしている今の姿を、「高市押し」で投票した方々はどのように見ているのでしょうか。「投票はしたけど、後は知らない」と、無責任にも製造者責任を放棄してしまうのでしょうか。

 哲学者の内田樹氏は、<高市氏の支持率が上がり続ける事は期待し難い。今回自民党に投票した人たちのうち、1千万票は毎回投票先を変えることで政局の「鍵を握る」ことを楽しむ忠誠心の乏しい浮動票である。それなら「国論を二分するような重大な政策」は国民的規模の護憲運動が組織されるより前に撤回不能な手法で実行するほかない。

 国会運営で、今まではやりたくても出来なかった事をドンドン進めていくことになるでしょう。高市押しが冷めないうちに。それが、スパイ防止法であり、非核三原則の見直しへと進み、衆院の3分の2を超える議席を得たことで憲法改正の国民投票へと持ち込めば、9条2項(陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦力は、これを認めない)の廃止、自衛隊の憲法への位置づけ、緊急事態条項の制定、そして核の保有まで進むかも知れません。

 そして、日本が「別の国」になってしまった後になって自分たちが何に賛成票を投じたか気づくのである。気鬱だが。> と指摘しています。

 わずかな羽音が、地球的な影響を与えることの例えである「バタフライ・エフェクト」、

 何気ない「押し」1票が、日本の行方を変えてしまい、その結果が自分たちに降りかかることになります。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.