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トランプ症状の悪化か(ブログ4047)

  • 2025年09月26日

 トランプがカタール、エジプト、サウジアラビア、トルコなどのアラブ首脳と会談し、イスラエルによるパレスチナ自治区であるガザの戦闘終結や戦争後の統治に関する計画を提示したとの報道がありました。

 これまでトランプは、イスラエルのネタニヤフに肩入れをし、やりたい放題を容認してきました。

 それが、今度は一転して戦闘終結を言いだし、アラブ諸国の首脳達との会談を行い、イスラエルによるヨルダン川西岸の併合を認めない、ガザの占領もユダヤ人入植地建設もさせないことを提案しました。トランプとネタニヤフとの間に一体何があったのか、それとも、得意の交渉術なのか、彼の行動には政権としての一貫性が全くありません。

 同じことはウクライナ戦争にも言えます。

 先日もトランプは、「ウクライナはロシアが侵攻しているドンバス地方の奪還は出来ない。領土を譲って戦闘を終結するべきだ」と言っていたかと思うと、今度はロシアに対して、ウクライナでの殺戮を停止することや戦争終結に向けた意味ある行動を要求したり。

 これも一貫性が無く、その場の思いつきか、おのおのの国を手玉に取った交渉なのか全く分かりません。

 つまり、今行っているアラブ諸国との約束も、ロシアとの外相会談も、明日になれば全く違う事を言い出すかも知れないと言うことです。

 こんなトランプを見ていると、<この爺さんは本当はボケているのかそれとも認知症なのか>とさえ思ってしまいます。これはトランプ症状の悪化ではないでしょうか。


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