スタグフレーションか(ブログ4211)
- 2026年03月15日
米国とイスラエルによるイラン攻撃が続き、ホルムズ海峡が封鎖される危機が迫っています。イランが機雷を敷設し始めたとの情報もあり、ホルムズ海峡はまさしく封鎖されたと同じ状況になってきました。
この事により原油価格が高騰し、それに伴い、石油製品の値上げが現実の問題となってきました。12日から国内のガソリンが値上がりし、道内では1リットル当たり25円から28円ほどの引き上げが行われています。
政府は、原油の備蓄を放出して、国内価格を170円台にする方針を明らかにし、激変緩和措置を19日の出荷分から実施する事にしました。
これに伴い、重油や軽油、灯油等の関連製品にも同様に激変緩和措置を行います。
しかし、石油は運輸だけでは無く、火力発電等のエネリギー関連にも大きく影響を及ぼすことになりますから、電気代やガス代も値上げされることになります。当然政府による補助がなされなければなりません。そして、食品や薬品などに関わる包装資材も石油に依存していることから、ほぼ全ての物資の値上げは避けられない事になります。そうなれば、物価高騰に拍車がかかり、インフレが更に進むことになります。物価が上がってもそれに所得が追いつかなくなれば、スタグフレーション(景気が低迷しても物価が上がり続ける)が進行し、国債の発行が大規模となり、通貨価値は下落、投資行動にバイアスがかかり、政府は増税や福祉関係の削減、企業は賃金カットや福利厚生の削減へと舵を切りますから、不況と失業者の増加へと繋がります。
高市氏が、「積極的な財政」と言っていますが、物資の供給が減少すれば、そんな事は言っていられません。
そして、この傾向は全世界に蔓延し、脱却には相当の時間と思い切った政策が必要です。
唯一の方法は、早急にイラン戦争を停戦して、これまでの様な経済活動を維持していくことにあります。
さて、高市氏はこれらの事を真剣に考え、トランプにどのような話しをするのでしょうか。「私を選択してください」と見得を切った高市氏、それに呼応して高市推しをされた方々、しっかりと高市氏とトランプの首脳会談を注視しましょう。





