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エンターティメントへの配慮

  • 2020年04月07日

 今日の夜7時に安倍晋三氏が緊急事態宣言を発出するとのこと。

 当面の対象地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県、期間はゴールデンウィーク最終日の5月6日までの約1ヶ月間。

 このことによって、東京都知事が使用している3密(密集、密接、密閉)を避けるために、各知事による不要不急の外出の自粛、映画館などの興業施設の使用制限要請・指示が出来るようになりました。

 しかし、このことによっての救済措置、いわゆる補償は明らかになっていません。

 新聞などに掲載されていた様々な興行に関わるお知らせの多くは延期や中止です。

 コンサートも、演劇も、映画も、スポーツも全てが影響を受けています。

 BS放送のJーSPORTS1・2・3・4の放送は、その番組表すら新聞から消えてしまい、放送されているのは過去に行われたスポーツの再放送ばかりです。

 春になって、スポーツ観戦を楽しみにしていた私を含むファンの方々にとっては我慢のしどころですが、我慢では済まされないのが音楽、芸能、スポーツ、文化・芸術等のプロの方々でしょう。

 大相撲の春場所は無観客で行われましたが、国技館で行われる5月の夏場所はともかく7月の名古屋場所、同じく国技館で行われる9月場所、福岡での11月九州場所などは、緊急事態宣言指定地域および感染拡大地域と重なります。

 また、ドーム球場が主流のプロ野球は開幕が未だに決まらず、年間143試合は望むべくもないばかりか、半分の70試合も難しいかも知れません。

 今シーズンのラグビー・トップリーグは休止、サッカーのJ1、J2、J3も、先行き不透明、バスケットボールのBリーグも、プロゴルフ、プロテニス、プロ格闘技等々ほとんど全てのプロスポーツが窮地に陥っています。

 そして、これらの選手は全試合を基本とした契約金となっていますが、多額の契約金で活躍している花形選手を除いては、けっして高くは無い年俸で年間を過ごしています。

 プロスポーツの選手は、いつ試合が始まっても言いように心身の準備を怠らずにいるでしょうが、先の見えない中でメンタルを維持することは非常に難しいことだと思います。

 普段、私達に感動と興奮を与えてくれているエンターティメントに関係する方々が、コロナ後にも元気で活躍できるよう、国による様々な配慮を強く望みます。


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