また始まる中東の悲劇(ブログ4198)
- 2026年03月03日
28日、イスラエルのネタニヤフと米国のトランプがイランに対して白昼にミサイルによる攻撃を加え、最高指導者のハメネイ氏を殺害しました。
これは、ネタニヤフによるパレスチナ人掃討を目的とした戦争、トランプによるベネズエラのマドゥロ大統領強制連行に続く暴挙で、より非難されるべきは武力による他国の最高指導者の抹殺、公に行われた暗殺である事です。そして、イラン国内にも沢山のミサイルが着弾し、学校への攻撃は、多くの子どもも犠牲となりました。
これを誰が正義と呼ぶのでしょうか、二人で悦に入っている姿は狂気そのものです。
イスラエルは、パレスチナ自治区への攻撃で、とりわけ、学校や病院を攻撃したことから、傷病者であろうが子どもであろうが、全く意に介さず、むしろ、最たる弱者を殺傷することで、相手国の戦意をそぐ事を狙っているとしたら、もはや人間の皮を着た鬼畜以外の何者でもありません。
そして、親米で無い事を理由として他国の政権を倒す事に喜びを感じているもう一人の独裁者は、晩年になってもなお血を見ることを好んでいるようです。
ロシア+北朝鮮、イスラエル、米国等の蛮行の前には国連の安全保障会議も、国際法もその存在意義が薄れています。
民主主義と法の秩序を国家運営の基本としている日本は、憲法の前文にも「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと務めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。
・・・いづれの国家も自国のみに専念して、他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国との対等関係に立とうとする各国の責務であると信じる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力を挙げてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。」
国会議員はこの憲法を擁護しなければならず、ましてや日本国の総理大臣であれば、率先して実践しなければならないことは、当然のレギュレーション(遵守)事項です。
しかし、3月の渡米、日米首脳会談で、日本の首相は我が国の憲法に則って米国大統領に世界を脅かす武力での行為について、一言でも述べる事が出来るでしょうか。
出来なければ、日本はミドル国家にもなれない、卑屈な弱小国家であると世界に評価されるでしょう。
そして中東は、また泥沼の戦争地域になってしまうような気がします。





