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それでも川内原発再稼働?

  • 2014年09月15日

 川内原発について、規制委員会が「新基準に適合している」との見解を示し、再稼働に向かって地元理解のための説明に入ろうとしています。

 この再稼働に関して、問題は多岐にわたっていますが、ここでは何点かの問題に触れていきたいと思います。

①規制委員会は、「我々は、電力会社の再稼働申請の中身が新規制基準を満たしているか否かを審査する。しかし、新規性基準を満たしているからといって原発が安全であることが保証されてされている訳ではない。」と発言する一方、アベシンは「規制委員会が安全であると判定した。」として再稼働にお墨付きを与えます。

 マスコミもまた、規制委員の判断がされたことで再稼働が行われると報道しています。 問題は、専門家集団?の規制委員会は、あくまでも基準を満たしているだけで安全とは言っていないということ。

②緊急時避難準備区域(UPZ)が30km以内であるにも関わらず、川内原発では立地自治体のみの承諾で再稼働しようとしていること。

 そして、国は未だに住民理解を求める範囲も、再稼働のための手続きも明らかにしていないこと。

③吉田証言でも分かるように、原発の複雑なシステム及び機器の全貌を一人で理解できる技術者は世界中を探してもいないこと、従って設計で想定していない事態には誰も対処できないこと。

④今回、第二次アベシン内閣で経産大臣に就任した「小渕優子氏」は「福島原発はコントロールされている」と発言するアベシンの忠実な僕(しもべ)であること。

 これだけでも、再稼働には大きな問題であろうと思いますが、鹿児島県知事は前のめりの姿勢を崩してはおりません。


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