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検察への期待(ブログ3437)

  • 2023年12月27日

 東京地検特捜部と言えば「泣く子も黙る」、「鬼より怖い」という枕詞が付くように、今まで多くの政治案件に対して鋭いメスを入れてきました。

 入れてきましたが、安倍氏が首相になってからは、東京地検だけではなくどこの地検も安倍氏に忖度し、政治案件はほぼ全て「不起訴処分」の取り扱いとなり、国民を落胆させ続けました。

 その不甲斐なさから、国民の中から選ばれる11人の「検察審査会」によって、不起訴の可否が判断され、検察による再審査を求めてきました。

 今回、自民党による大規模な裏金作りについて、東京地検は全国から50人余りの精鋭検察官を召集して、徹底した調査を行っています。そして、その期限は来年の通常国会が始まるまでのおよそ1ヶ月弱となっています。

 通常国会が始まれば、会期中は議員特権で逮捕されずに済みますから、それまでが勝負と言うことになります。

 ここで、「大山鳴動ネズミ一匹」では、東京地検の名折れだけではなく、地検そのものに対して国民の信頼は失墜してしまうでしょう。また、結局「検察審査会」に期待するしかなくなってきます。

 東京地検や派遣された検察官の方々は年末・年始も関係なく事件の調査を進められる事でしょう。本当にお疲れ様ですが、国民の期待を裏切らないで欲しいと思います。

 日本は「法治国家」なのですから、悪い事をすれば罪を負うことになるというたり前のことを、法を作る国会議員の方々に再認識させてやって欲しいと思います。


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