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HACに道もやっと危機感

  • 2013年03月19日

HACの事業計画修正案について、18日、道の経営検討委員会が開かれ意見が付されました。
これまで、HACの経営計画は24年度から26年度までの3ヶ年計画でしたが、実施後半年で、収支計画を3ヶ月間10%以上下回るということになり、再度の経営修正案が道に示されましたが、本会議の代表質問、一般質問でもHACの再修正案の甘さが指摘されたことから、この度の道の経営検討委員会においても、「今冬の暴風雪による欠航は再び起こり得る前提に立つべきだ」「共同運行や三沢線の開設については、収支予定を下回るリスクを含むべきだ」という意見を出さざるを得ないことになったと思います。
また、この検討委員会にオブザーバー参加したあずさ監査法人(HACの経営計画案を策定した会社)までが、「企業再生中なのに経費削減が計画に届いていない」と懸念を示したようです。
今日の知事総括質疑に関わる道との意見交換では、道のHAC担当者も共同運行と三沢線新設が最後の砦であることを吐露しておりました。
意見交換では、「今後、仮にHACの経営が再び悪化し、計画に沿った改善が見込まれないと判断される場合は経営改革の基本的な考え方について、再検討を行う必要がある」と知事が答えられていることから、「その判断に至る指標を示して欲しい」と問いましたが、明確にすることはありませんでした。
やっと、経営検討委員会も危機感を持ってきたようですが、私達の危機感とはまだまだ乖離があるようです。


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