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◆2010年2月25日の日記

もう一本の海底トンネル
過日、農政委員会の道外視察で大阪市中央卸売市場を訪問しました。
  “北海道で生産された農産物が、消費地でどのような評価を得ているのか”というのが視察のポイントでした。
  市場は、水産、野菜、果物のエリアに分かれ、それぞれが品数の多い事もあって品目別に時差を設けてセリを行っていました。
  今回は果物と野菜のセリを見学し、その後、現場の責任者から北海道の農産物について市場や消費者の評価等を聞いたら、「北海道の農産物は北海道というブランドとおいしさで、市場での評判は良く、取引も順調でいくらでも持ってきて欲しい。地元のデパートでの北海道物産展はいつも盛況で、今まで年間1回だったのが2回となり、いまでは年4回開催されている。」とのこと。
  全国各地から大消費地の大阪に様々な農産物が大量に搬入されて来る中で、北海道の農産物が高い評価を受けていることに鼻が高い思いでしたが、責任者から、ある問題を指摘されました。
  それは輸送の問題です。
  天候が荒れて、フェリーが欠航すると市場へ新鮮な農産物が届かなくなるというもので、これは、北海道のネックであり、その問題の解決には、自動車専用の海底トンネルが必要で、政治の力で何とかして欲しいというものです。
  まさしく、本州と陸路(自動車道)で結ばれていないのは北海道だけで、四国と本州の間には総事業費3兆4,200億円もかけて、神戸・鳴戸ルート、児島・坂出ルート、尾道・今治ルートの3ルートが四国と本州を結んでいます。
  青函トンネルは、取り付け部や陸上トンネルも含めて総事業費約9,000億円、函館では北海道・本州連絡橋構想が民間団体によって研究されていますが、水深が深いことや冬期間の荒天のことが課題のようです。
  北海道が誇る一次産業、農産・水産物がいくらでも欲しい本州の大消費地、天候に左右されずに安定的に輸送できるもう一本の自動車専用トンネルは北海道産業の明日を担うかもしれません。

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