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NGO医療施設への誤爆

  • 2015年10月05日

 アフガニスタン北部クンドゥズに有る、「緊急医療援助団体:国境なき医師団(MSF)」の病院が米軍の誤爆により死者22名、重軽傷者の数は未だに不明とのニュースが報道されました。

 この誤爆を米軍は認めていませんが、MSFは駐留外国軍であることをすべての指標が示していると確信しており、双方相容れない状況ですが、戦闘とはまさに敵・味方の区別が鮮明に選別されるわけでは無く、曖昧なまま攻撃の対象となってしまうことが現実となるものではないでしょうか。

 ましてや「国際人道法」にも反する傷病者治療施設への爆撃で、患者だけでは無く、治療に当たっていた「国境なき医師団」の医師やスタッフまでもが犠牲となったのです。

 戦闘でのけが人は、遠い安全な場所・医療機関まで運んで治療を受ける事が出来ず、まずは戦場の近くで敵・味方無く応急治療を行うことになります。

 今回の誤爆は、先に可決成立した安保法案の行く末として多くの示唆を含んだものになるはずです。


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