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IRの行方

  • 2014年08月17日

 8月6日のブログで、統合型リゾート(IR)のことに触れ、知事がシンガポールのワールド・リゾート・セントーサを視察し、道は年度末までに誘致の基本構想を発表すると書きましたが、昨日のブログで、沖縄の知事選に関わり、政府がカジノの誘致、そして、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの沖縄進出というアメを用意していることに触れました。

 良く考えると、北海道知事が視察するシンガポールのIR:ワールド・リゾート・セントーサは、ユニバーサル・スタジオとホテル、カジノ、ビーチリゾートが複合的に展開している場所です。

 IR法が成立すると大都市型IRと地方型IRが国内二カ所に指定されることになりますが、ここまで考えると、政府は地方型のIRは既に沖縄に決定し、ビーチとカジノとアミューズメントとして、シンガポールのセントーサ並の展開を視野に入れていると見るべきではないでしょうか。

 政府は臨時国会でIR法を制定し、その後、立候補した自治体と民間企業がプレゼンを行い、進出企業(シンガポールのIRを経営している、ラスベガス・サンズか?)が場所を決定し進出するわけですが、沖縄知事選は別にしても、これまで沖縄開発の利権に群がり、沖縄の各種選挙を牛耳っている建設会社や開発会社等の経済界重鎮が垂涎の体で待っている企画となるはずで、自民党はこれを大いに利用するはずです。

 北海道にリゾートビーチは有りません。

 どうやら、自民党との太いパイプを自認する高橋知事は、沖縄と勝負に出なければなりません。勝てるのでしょうか。


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