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21年年頭の挨拶

  • 2021年01月04日

 新年明けましおめでとうございます。

 皆様には新しい年をつつがなく穏やかに迎えらましたこと、心からお慶び申し上げます。

 今年は、元旦から間断なく雪に見舞われ、正月休みの間も雪かきに追われた日々を過ごされたのではないでしょうか。

 さて、昨年は予想さえすることが出来なかった新型コロナウィルス感染症が世界的な大流行となり、北海道では、札幌での雪祭りに来道した中国人観光客から始まり、知事が独自の「緊急事態宣言」を発して、小中学校の一斉休校、飲食店の営業時短や休業の要請等を行い、私たちの生活にも大きなダメージを与えました。

 観光が主産業である函館市の日常は一変し、街なかには外国人観光客の姿だけではなく国内観光客の姿も消え、朝市や五稜郭タワー、西部地区、ロープーウェイなどの観光施設の人影もまばらとなってしまい、海外客の来函に期待して駅前に建設された多くのホテルの中には休業を余儀なくされ、湯の川温泉街でも宿泊客の激減と宴会のキャンセルが相次ぎ、営業を維持することもままならない事態となる一方、市民の外出自粛で商店や飲食店も大きな不安に包まれた他、外出自粛からタクシー、バス、電車などの公共交通機関もガラガラとなり、それらで働く方々の生活をも直撃して、市民の生活は未曾有の危機状態となりました。

 政府は、緊急対策として一人10万円の特別定額給付金支給を実施した他、休業支援金、事業持続化給付金等を実施しましたがわかりずらさから多くの方々から相談を受けました。また、観光産業への支援策として道では「どうみん割り」を行い、函館市も市内宿泊客に2,000円のクーポンを配布する他、飲食店や商店対策として市民向けにはプレミアム付き商品券を発行するなど経済対策を講じて、落ち込んだ消費の改善に努めました。

 医療機関と国民の努力により感染も6・7・8月には落ち着きを見せましたが、9月に入り国のGO TOキャンペーンが始まった事に合わせるかのように再度感染が拡大し、冬期間を迎えた今は第3波の大きな波が押し寄せています。

 今年は、コロナ禍と闘いが正念場となります。日本国内におけるワクチン接種も2月始まりますが、優先順位から国民全体に行き渡るまで相当の時間がかかる事が想定されます。

 それ以上に、財政的余裕が無い国々にはワクチンが行き届かないことが危惧されますから、オリ・パラの開催にも暗雲が垂れ込め、徐々に代表選手達のモチベーションも低下するのではないかと心配しています。

 一方、国政、道政も様々な難題が山積していますから、それらにも目配せを怠らす事は出来ません。

 安倍氏、菅氏の政権で続いている政治の腐敗や官僚の忖度、司法の歪み等を正常な姿にするため、次期衆議院選挙では、真に国民のための政治を取り戻さなければなりません。

 結びとなりますが、皆様のご健康とご繁栄を願い、今年こそ皆様にとって良い年になりますことをご祈念申し上げ、念頭のご挨拶とさせていただきます。


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