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顔が見えない内閣

  • 2021年10月05日

 岸田内閣の顔ぶれが決まりました。

 しかし、新たになった大臣達がどのような考えで職務を遂行しようとするのか、そのことが残念ながら国民には分かりません。

 これまでは組閣後に記者会見が行われ、官房長官が一人一人を紹介し、新大臣が記者会見の場に登場して抱負を語り引き続き短時間ですが記者からの質問を受け、現状の課題や今後の対応などを話していましたが、河野氏が働き方改革の一つとして、深夜までに及ぶこれらの記者会見を取りやめるべきと提言し、岸田総理はそれを聞き入れて、今回は個別の大臣の記者会見が開催されませんでした。

 松野官房長官は「今日(5日)以降会見を行う」としていますが、各省で個別に行われてもそれはテレビで見ることも出来ませんし、ニュースも一人一人は取り上げず、それも短い時間でしょう。

 確かに河野氏の言うことは理解できますが、であれば、組閣に関わるスケジュールを早めるなどの見直しを行えば、各大臣の記者会見を行う事が出来るはずです。

 国民の多くは20人の大臣の名前もそして顔さえも分からない方々ばかりという印象だと思いますし、私も、13人の新しい顔ぶれは始めて見る方々です。

 岸田氏は予算委員会を開かず、14日に解散して31日に総選挙の投開票とすることを決めましたから、この新しい大臣がどういう方なのかが分からないまま選挙戦に入ることになります。

 自身の内閣を国民に知らしめることもせず、この内閣で何をやるのかも示さずでは、国民には岸田政権とい
うものが全く見えません。

 初っぱなから国民無視のような対応に、首をかしげざるを得ません。


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