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面従腹背

  • 2012年10月16日

ブログ244において、公の場面で自民党国会議員に擦り寄る知事の政治スタンスについて苦言を呈し、第3回定例会の一般質問でも、水面下で誰を応援しようと取り上げる気は有りませんが、公の場では知事は政治的な中立を保つことが必要であり、民主党政権における国への要望等もあることから、全方位的な対応をすべきと求めてまいりました。
一般質問の答弁では「北海道の活性化を図るため、様々な立ち場の方々の幅広いご理解とご協力をいただきながら、道政の推進に努めてきたところであり、今後においてもこうした基本姿勢のもと、一党一派に偏することなく、道民本位の道政を進めてまいる。」と述べましたが、舌の根が乾かない今月13日に開かれた自民党道連の政経セミナーの場において、小選挙区出馬予定者8名が登壇した際、「知事選の恩返しで、次の衆院選ではしっかり応援したい」と発言しました。
これまでも、知事の政治姿勢や道政への対応に対し指摘をしてきましたが、もはやこの人には何を言っても馬耳東風であることを改めて認識しました。
議会では、質問者に対しもっともらしい言葉を述べながら、やっていることはまったく逆のことを行う、二枚舌を平気で貫き通す面従腹背ぶりは、知事としての資質だけではなく、人としての品性にも欠けた方であるのかと非常に残念な思いになりました。


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