背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

青天井か東京五輪

  • 2016年08月30日

 リオ・オリンピックの閉会式に登場した安倍晋三の「マリオ」、賛否は色々あると思いますが、一国の総理大臣(他国では大統領)がアニメのコスプレをして登場とは・・・。

 全く威厳が感じられないだけではなく、その軽さを世界にさらけ出してしまいました。

 アイディアは、日本組織委員会の森喜朗会長のようで、森会長もご満悦だったようですが、オリンピック憲章が禁じている、五輪の政治利用に抵触するのではないかとの疑いも出ているようです。

 そして、安倍マリオと共に行われた東京五輪へのアトラクション費用について、広告代理店・電通を中心に併せて約12億円もかかっていることが組織委員会の報告で判明しましたが、一部のマスコミを除いてこのことがニュースになることは有りませんでした。

 そして、国立競技場の当初設計者であったザハ・ハディド氏への違約金を13億8,600万円も支払うだけではなく、国立競技場の当初計画の白紙撤回にかかった費用が68億5,900万円にも膨らみましたが、その支払いが全て完了した事も発表されました。

 いつの間にか話題にも上らなくなった東京五輪誘致に関わる裏金問題、当時IOC委員だったラミン・ディアク氏への約2億2,000万円の問題はどうなってしまったのでしょうか。

 これからも、東京五輪成功のためには予算を湯水のごとく注ぎ込むの考えなのか、小池東京都知事の「試算を明らかにし、コンパクトなオリンピックにする」という言葉が、ただの言葉でないことを期待したいと思います。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.