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補選に想う

  • 2016年01月14日

 新党大地の代表である鈴木宗男氏が、北海道5区の補選で自民党候補を支援することをマスコミが伝えました。

 様々な情報記事に書かれていましたが、昨年の12月28日安倍晋三が鈴木代表を官邸に招き、二人だけで密談、その後、鈴木代表は衆院北海道5区の補選について自民党候補を支援すると発表しました。

 残念ながら民主党北海道は、これまでの選挙でもたびたび新党大地との協議に翻弄されてきたように思えます。

 今回のことも、安倍晋三と手を結び、参議院選挙での貸しを衆議院選挙で返してもらうという思惑が働いたものと巷間言われていますが、ある時は野党と手を結び、ある時には与党と取引をする。これが小さな政党の生きる術なのでしょうか。

 あるマスコミの紙面には、「鈴木宗男氏は17年4月には公民権停止が満了となる」と意味深な表現を使っていますが、野党も与党もどちらかが利用し、どちらかが利用されるという新党大地との判りづらい構図をこれ以上続けることは、有権者に対しても判りづらく説明の付かないことで有ると思いますし、今回の北海道第5区選挙区補欠選挙でのことを十分に斟酌し、これを機会に民主党北海道として、今後、新党大地との関係についてどのような距離感を持つのかはっきりするべき時期に来たのではないかと思います。


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