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縄文文化遺産

  • 2016年01月05日

 ここ数年の函館は、今年にターゲットを絞って各種施策を推進してきました。

 まさしく、今年3月26日「北海道新幹線新函館・北斗駅」が開業いたします。

 青函トンネルの着工時からトンネル内を新幹線仕様にして取り組んできた夢が、実現することになります。

 北東北圏域と道南圏域が一体となった経済活動と観光の拠点が出来上がりますが、今年こそ、この北海道新幹線の開業に花を添えることを国にお願いをしたい。

 それは、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界遺産登録です。

 これまで関係される多くの方々の努力の結果、09年にはユネスコの暫定リストに掲載されましたが、国による推薦には至りませんでした。

 現在、暫定リスト入りしている日本の遺跡等はおよそ10件にのぼりますが、その中でも、広範囲な分布と定住性、高い精神性と1万年以上にわたって同じ文化を維持してきた考古学的価値の高さは群を抜いています。

 ユネスコの暫定リスト入りから、ユネスコが登録を認めるまでおよそ10年近くかかることも想定されますことから、早急に国が推薦してくれることが重要です。

 ユネスコ文化遺産に関わる国の決定が、今年の5月位となるようですので、先程も述べましたが、今年は、新幹線開業の年であり、是非、この年に国の推薦が実現するよう強固に働きかけをしなければなければなりません。

 道議会においても超党派の議連を設置する動きをさせていただいていますが、北海道、とりわけ道南の国会議員の政治力にも期待したいものと思います。

 そして、北の新幹線、北の縄文文化遺産の実現によって、さらなる元気を地元に引き寄せたいと思います。


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