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知事の政治スタンスは

  • 2012年09月20日

9月11日の道新夕刊に町村氏とがっちり握手する高橋知事の写真が掲載されました。 関連する記事によりますと、総裁選の支援要請に道議会自民党を訪れた町村氏のもとにわざわざ、道庁本館から議会棟まで駆けつけ、「もっともっと泥臭くなって、この戦いを何としても勝ち抜いていただきたい。それは日本のためであり北海道のため」と激励したとのこと。
知事とは、本来、多様な考えを持つ道民の代表であり、政治的に中立の立場を堅持するべきだと私は思います。
仮に特定の政党に所属している方にお世話になったとしても、それは公人である知事がわざわざ表面に出て、これ見よがしに行うものではなく、水面下で自分の思いを相手に伝えればよいことではないでしょうか。
このことで、プラスになる人は町村氏であり、道民ではありません。
今、民主党代表選、自民党総裁選が行われていますが、その後の臨時国会で衆議院選挙制度改革、いわゆる0増5減(山梨県、福井県、高知県、徳島県、佐賀県の5県の県内選挙区をそれぞれ3区から2区にし、一票の格差を是正する)が解消されない限り解散・総選挙にはならず、仮に年を越すことになれば、12月中までの予算編成は民主党が執り行うことになります。
高橋知事は、今後、道政の課題に関わる要望や予算に関わる要請を自民党に行うのでしょうか。自民党にばかり擦り寄る知事の姿を見たを民主党が、知事や副知事等を相手にしなければ、要請行動も意味を持たないものとなってしまい、道民にとって大きなマイナスとなります。
首長とは、場面によって様々な方々に御願いをしなければならない役割です。
従って、政治的に中立で、全方位的なお付き合いが必要となってくるわけです。
知事は、自・公の応援だけで当選したわけではありません。そのことを忘れてしまったかのような言動は現に慎むべきだと思います。


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