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目的のわからない訪日

  • 2019年05月28日

 トランプ氏は一体なにを目的に日本に来たのでしょう、そして安倍晋三氏は何を目的にトランプ氏を招いたのでしょうか。国民の多くはそのことに疑問を抱いています。

 3泊4日の滞在中、日米首脳会談はたったの1回それも約2時間弱、通訳が入るので実質1時間弱でしかありません。

 何の話をしたかは全く分からず、したがって共同声明も発表されずじまいの中身の無さであったと思われます。

 報道などから、「二国間自由貿易交渉についてはその結論を参議院選挙後にしましょう。その代わりに悪いようにはしませんから。それと、しつこいようですが拉致問題についてよろしくお取り計らいを」と安倍氏がひたすらお願いしただけとしか受け取れません。

 緊急重要な案件を話し合うでもなく4月、5月、6月と毎月首脳会談を行うことなど通常は考えられません。

 一方、大相撲の米国大統領杯の授与では特製の階段まで設け、さらに土足で土俵上に上がるということまで日本相撲協会にごり押ししたようです。

 日本のナショナリズムに敏感な方々はこの風景をどのように眺めたのでしょう。

 相撲はスポーツではなく神事であり、その所作一つ一つに神事としての意味があり、土俵入りや四股がその中心で、土俵は神事を行う神聖な場所であり、裸足であがる、許可を得た行司や協会役員は草履、その他はスリッパで、というのが決まりだと思っていましたが、何と安倍晋三氏とトランプ氏は革靴のまま土足で上がりました。

 昨年4月、大相撲春巡業の折り土俵上で倒れた多々見良蔵・舞鶴市長に救命処置をするために土俵上に上がった女性に対し、土俵から降りるように場内放送をした相撲協会。

 これには多くの批判を受けましたが、それほど伝統を重んじる協会が、人命にかかわるものでもなく、単なる政治ショーに加担してしまいました。

 当のトランプ氏は、相撲の取り組みにはあまり興味がない様子がテレビに写し出されていましたから、単に日本の伝統的な文化である大相撲で自らの米国大統領優勝杯を手渡すことだけが目的だったように思われます。

 これで、参議院選挙後の日米貿易交渉が日本の譲歩に次ぐ譲歩という結果となれば、あまりにも情けない国であることを内外に明らかにすることになります。 


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