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汚れた晩節

  • 2018年04月19日

 何といろいろな事が起こるのか、安倍晋三5年間の膿と言われますが、あまりにも酷い官僚の劣化、統率する大臣の資質の無さ、最高責任者は嘘の塊り、日本は最低の政権の中で運営され続けています。

 特に酷いのは麻生太郎。

 皆さんものそう思っているでしょうが、あの慇懃無礼な態度は何なのか。

 家系を辿れば、高祖父は大久保利通、祖父は吉田茂、妹は皇族の寛人親王信子妃、妻の父は鈴木善幸、義弟は鈴木俊一と、幕末から明治維新そして昭和の怪物、皇室から政界までそうそうたる(?)メンバーの一員で、麻生セメント(現・株式会社)の社長と、家計・閨閥・財産にも恵まれ、成るべくして成った元総理と今の地位、と本人は思っているのでしょう。

 従って、人に頭を下げる事は選挙以外無かった(選挙でもどうか?)プライドの非常に高いお人柄ではないかと想像します。

 でなければあのような態度はなかなか出来ません。

 国会では椅子に深く座り、短い足を組んで人を小馬鹿にしたように薄ら笑いをし、常に上から目線で命令口調、べれんめえーの癖が抜けずに相手を萎縮させる話し方、たいして似合ってもいないソフトハットで毎晩のようにホテルでワイン。

 今回も、自らが大臣である財務省という組織を律することが出来ず、「最後の責任者は佐川だ」と責任転嫁をし、「福田にも人格が有ると」発言しながら被害者の女性記者の人権は全く無視、国会の承認も得ないまま、さっさと「G20」に参加するために高飛びをして、財務省の異常事態から身を避ける。

 セクハラの次官を擁護して各国のマスコミから非難されているのに、よく恥ずかしくなく国際会議へ出席するものだと、その勇気なのか厚顔無恥さなのか、呆れてしまいます。

 最悪の極めつけのような大臣に対し、マスコミや国民からも辞任コールが起きています。

 これだけの声が高まって辞めなかった大臣はいなかったと思いますが、麻生太郎もプライドが高いなら大臣のイスに恋々とせず、晩節を汚さぬように(もう汚れているのかも)身をお引きになった方が良いのでは・・・。


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