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求められる国会疑論(ブログ3124)

  • 2023年01月31日

 国会では予算委員会が始まり、本格的な論争が行われるだろうと国民は期待しています。

 様々な重要項目が目白押しで、特に安全保障3文書は憲法との整合性を保ったものなのか、43兆円の防衛費は何を積みあげて出来上がったのか、原発の運転延長の科学的根拠は、コロナウィルス感染症の2類から5類への格下げは科学的エビデンスに基づいたものなのか、今後の医療は心配ないのか、物価高騰への対策は、電気代を含むエネルギー供給の今後は、少子化への歯止めとなる異次元的な対策とは、食糧自給率向上のための国策は、などなど、どれ一つとっても十分に時間をかけて協議を行い、間違いの無い判断の下で国民に国の行方を知らしめて欲しいと思います。

 その中でも、一番大切なのは安全保障3文書に規定された様々な危険な判断が、どのような理由で行われたのか。岸田氏の説明も、私たちには全く訳が分からず、国の存亡に直結する国防への基本的姿勢への説明が曖昧模糊としています。

 攻める野党も、「防衛費の増強は必要」と認めつつ、増税反対と言っても、それでは財源はどのように考えているのかと突っ込みたくなりまます。

 敵基地攻撃能力一つとっても、先制攻撃の危険性を孕み、専守防衛を旨とする憲法との整合性が問われます。

 戦争が始まれば、日本にある米軍基地が攻撃され、よって日本が攻撃されることになり、そこには自衛隊員や国民が血を流すことになります。

 その覚悟を政府も国民も持っているのか?。先ずは、日本が戦争することに足を踏み込む安全保障3文書について、喧々諤々の議論をするのが国会の役目ですし、野党は正々堂々と、憲法との整合性を保つ安全保障を議論すべきです。


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