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民主議員ネット研修会

  • 2019年08月18日

 札幌で、民主議員ネット春期研修会が開催され参加しました。

 今頃春期研修会?と思われるかもしれませんが、統一自治体選挙、続く5月は改選後の臨時議会、6月には定例会開催、7月には参議院選挙と、各自治体の地方議員の日程がタイトだったため、研修会が延期となり、夏も過ぎようとしている今日に開催が延期されたものです。

 研修は、第1講座「『財政破綻』とはどういうことなのか」:夕張市長 厚谷 司氏、

 第2講座「多様性の尊重とLGBT~マイノリティーと人権」:北海道議会議員 淵上綾子氏、第3講座「今後の日本経済とアベノミクス」:弁護士 明石 順平氏の3氏で、それぞれの立場から課題について提起がありました。

 とりわけ、明石氏の講演はデーターを基に日本の財政を分析し、国債の発行に依拠している財政、オイルショック時の財政運営の失敗、バブル崩壊と金融危機さらに就職氷河期、税収の国際比較、所得税減税と法人税減税が及ぼした税収への影響、アベノミクスの正体、GDPの算出方法の変更とまやかし、日本の資産の目くらまし、未来に訪れる不都合、などについて、100以上のデーターで分析した、未来の財政危機への警鐘について講演いただきました。

 すでに、これらの内容は立憲民主党国会議員へもレクチャー済みとのこと。

 アベノミクスの崩壊と放漫な財政運営がもたらす方向性が、日本を崖っぷちへと導いていく現実を垣間見た気がしました。

 そして、国の財政危機は、そのまま地方財政計画にも直結します。

 参加者は、今、足下に迫っている危機の回避について、恐れることなく国民に訴えていかなければならないということを共有した講座だったと思います。


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