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既に医療崩壊

  • 2022年01月09日

 沖縄県で医療崩壊が始まりました。

 医師や看護師の医療関係者が感染や濃厚接触者となり、欠勤を余儀なくされていることから、コロナ対策だけでは無く一般診療も大きく制限されています。

 沖縄県の新規感染者数は、5日623人、6日981人、7日1,417人、8日1,759人となり、一方、医療関係者の欠勤は5日時点で約120人、6日には約220人、7日には21の医療機関313人が、8日には437人がそれぞれ欠勤しており、既に14医療機関で診療制限が行われています。

 8日までの1週間の新規患者数の合計は5,183人と前の週の22.7倍となっており、入院や宿泊療養施設等調整中の患者も3,111人と過去最高に達しています。

 このような状況の中、複数の病院では濃厚接触者の医療スタッフであってもワクチン3回接種済みで抗原検査で陰性が確認されれば働かざるをえない状況が報告されています。

 沖縄県医師会は「新型コロナウィルス感染症対策に係る関係病院長会議」の場で、「望ましくないが、こういうケースが増える」と窮状を訴えたとのこと。

 この沖縄県の状況は、蔓延防止等重点措置区域に指定された山口県、広島県だけでは無く米軍基地が置かれた東京都や神奈川県、青森県などの明日の姿を映し出しているような気がします。


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