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手帳も演技か

  • 2021年10月02日

 新聞各紙が一斉に、「傀儡政権」、「3A(安倍・麻生・甘利)人事」、「1日でメッキが剥がれた」などの見出しで、岸田総裁の船出を第3次安倍政権の船出のように書いています。

 私も、岸田氏は自民党にあって常識派だと思っていましたが、こんなにも自己主張が出来ない方だとは・・・、非常に残念です。

 岸田総裁は臨時議会で総理となるでしょうから、今後は、検査の拡大など当面するコロナ対策、一連の疑惑に対する説明責任、分配機能を充実した所得倍増の経済対策、菅氏が全く手を付けてこなかった外交などへの手腕に期待していましたが、まさしく1日で期待は雲散霧消となりました。

 仮に総選挙後にも総理大臣に収まっていたとしても、違った意味で菅氏同様に国民から乖離した政権になるかもしれません。

 「皆さんの声を聞く力がある」と黒い手帳を見せていましたが、これも安倍氏の補佐官を長年勤めていた今井尚哉氏の入れ知恵では無いかと言われています。

 これもダメなら、一体何が残るのでしょうか。


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