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影の薄い幹事長

  • 2015年12月18日

 谷垣幹事長の影が全くと言って良いほど薄くなってしまいました。

 消費税に関わる公明党との交渉では、幹事長という立場を蔑ろにされ、まったく違った方々が話を決めてしまったのでは、ご本人は屈辱以外に感じるところが無く、忸怩たる思いだったのではないでしょうか。

 従前、党の税調が税制を協議し、その内容を持って、幹事長が他党との交渉を進めるというのが流れでしたが、今回は、税調会長の頭をすげ替えられ、安倍晋三に財源の4,000億円を死守することを指示され、それを信じて幹事長間による与党協議が行われてきたにもかかわらず、水面下では、菅義偉が安倍晋三の意を汲み、創価学会幹部と交渉し、1兆円の軽減税率をいとも簡単に決めてしまったので、「まったくやりきれない」思いだったと思います。

 これで、谷垣幹事長の党内での求心力は急速に低下し、一人、菅義偉だけが官邸だけではなく、党内においてもナンバー2としての地位を絶対のものとしました。

 そして、この菅義偉は先の学会幹部と来年7月の衆参W選挙も密約したとか・・・。

 これで、衆参の選挙は安泰になり、「おおさか維新の会」の橋下 徹も加われば憲法改正も一気にとなるシナリオになりそうです。

 自民党内の執行部は官邸の付属機関になってしまったことに怒りは無いのか、影の薄い谷垣氏にそれを期待しても無駄なのでしょうか。


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