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官邸の圧力

  • 2015年03月29日

 「報道ステーション」古賀発言に対し、早速官邸が口を出し始めました。

 「発言は全くの事実無根、言論や表現の自由は極めて大事だが、事実に反するコメントを公共の電波を使って報道したことは、極めて不適切」と述べ、「放送法によってテレビ局がどのような対応を取るのか見守りたい」と記者会見で述べました。

 相手が、テレビ朝日という朝日新聞の関連局であることがまずは気に入らないのでしょう。その中でも、政権に疑問を呈することが少なくない「報道ステーション」であることがさらに拍車をかけ、コメンテーターに古賀氏を出演させたこと、思いも寄らぬ発言をさせたこと、番組を続行したこと等々全てが不適切であるということなんでしょう。

 確かに番組ジャックしたことは問題が有ると私も思っていることは、前回のブログでも述べさせていただきました。

 官房長官が「発言は全くの事実無根、言論や表現の自由は極めて大事だが、事実に反するコメントを公共の電波を使って報道したことは、極めて不適切」と述べることは反論として認めるにしても、「放送法によってテレビ局がどのような対応を取るのか見守りたい」とまで言ったことが、まさしく放送局への圧力ではないでしょうか。

 「お前らテレビ局、いわんやテレビ朝日の対処についてお手並みを拝見しようではないか。対応が意に沿わなかった時はどうなるか判っているだろうな。」という思いを言外に含んだ発言だと思います。


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