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天候不順に関わる農業調査

  • 2009年09月15日

7月の長雨、引き続く8月の低温などが農作物の成長に大きな影響を与えているという各地からの報告を受けて、9月11日に農政委員会として道内調査を行いました。
第1班は農政委員会・副委員長の私を団長にして上川・空知地方(水稲を中心)、第2班は中司委員長を団長として道東地方(畑作を中心)をそれぞれ調査しました。
私達の訪問した士別市、名寄市、深川市などは、地域、農家、圃場によって再はありましたが、いずれも稲の穂に実が入らない「不稔(ふねん)」の割合が20%~30%となっており、また、未だに圃場も水分が多く刈り取りの機械も入れない状況になっていました。
現地の首長やJA、農協関係者との意見交換では減産や品質、流通の心配の他、共済についても意見が出されました。
私からは、「8月23日に、道と農業関係団体を中心とした『天候不順農業等対策連絡会議』が発足したが、早急に『緊急対策本部』を立ち上げ、具体的な対応を行って行くよう検討したい。」と答えました。
14日に開催された委員会での発言、そして、明日の本会議会派代表質問で中で『対策本部』の設置が決定されることとなりました。
対策本部の設置が目的ではなく、その中での具体的な対策が農業に従事されている方々にとっての不安解消につながればと思います。


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