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大間産のマグロ

  • 2013年01月08日

今年の初セリで大間産のマグロが過去最高値の約1億5,540万円で競り落とされました。
11年は戸井産のマグロが3,239万円で競り落とされたのを聞いて驚きました。
そして、昨年も大間産のマグロが5,649万円の史上最高値を更新し、今年はその3倍もの値段となったわけです。
競り落としたのは、すしチェーンの「すしざんまい」で、市場関係者は、宣伝費ということなのだろうけど、市場での価格破壊を導きかねないと懸念を示していますが、大間マグロの関係者はこの快挙に喜び、また来年もと期待しているようです。
一方、来年から大間原発工事の再開が本格化する予定となっています。
フルMOXの原発の工事が再開され、工事が完了し、核燃料のプルトニウムが炉心に装填され、原発が稼働しても大間産のマグロは高値で取引されるのでしょうか。
大間の漁業者の皆さんは、その時に風評という現実に直面するかもしれません。
この度の最高値の報道に接っして感じることは、大間産のマグロが市場の出荷されても高値で取引されるどころか、忌避されかねないということのないように、今更ながら安全・安心な前浜の海が漁業者の宝であることに気づいて欲しいということです。


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