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外交の安倍

  • 2018年11月15日

 米国ペンス副大統領が安倍晋三氏との会談後の記者会見で「協定は物品だけではなくサービスの含めた重要分野の条件を整備する」と応えました。

 来日前から「安倍首相とはFTAだけではなく朝鮮半島の非核化について話し合う」と言っていましたから、会談後の記者会見では当然のことを話したことになります。

 NHKで放送された共同記者会見での安倍晋三氏の顔は苦虫を潰したようでした。

 しかし、ペンス副大統領の会見内容にその場では異論を挟むこと無く、後になってNHKがわざわざペンス副大統領の言った事を解説するという醜さです。

 そして、菅官房長官はこの期におよんでも米国とは物品だけの協定であり「FTA」ではなく「TAG」だと言いわけをしています。

 この光景はいつか見た光景です。

 そうです。9月にロシアで行われた「東方経済フォーラム」でプーチン大統領が安倍晋三氏に「年内に無条件での平和条約締結」を提案した時もその場では何も応えずにやにやしていました。

 その後に、「日本は基本的に4島返還が基本方針」とプーチン大統領に伝えたと、政府筋が弁明をしていましたが、通底するところだと思います。

 先の日中首脳会議においても「競争から強調へ」、「日中はパートナーであり、互いの脅威とならない」、「自由で公正な貿易体制の発展」の三原則を確認したと、安倍晋三氏は帰国後に報告していましたが、中国側は「原則」ではなく「希望」と受け止めていることが明らかになりました。

 一時が万事この通りです。

 外交で何も成果が上げられないくせに、日本国民向けには嘘を言いつつ言い訳ばかりをする安倍晋三氏、「外面(そとづら)と内面(うちづら)の落差」が国民をあきれさせています。

 米国との安全保障・FTA、中国との自由貿易・一帯一路参加、ロシアとの共同経済活動・北方4島帰属問題、どちらにもいい顔をする「八方美人外交」故に、どの国からも信用されない安倍外交。

 このままでは米国とのFTAはTPP11以上の譲歩を余儀なくされ、中国との緊張関係はますます高まり、ロシアとの北方4島帰属問題は良くて歯舞・色丹、悪くてゼロ回答ということになるでしょう。

 これが自ら「外交の安倍」と豪語する方の外交結果です。

 思い出しました。もう一つ、北朝鮮との拉致問題も他力本願でしかありません。


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