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報道への圧力

  • 2014年11月29日

 自民党がキー局に対し、「放送は公正中立に」というお触れを出し、放送局に対し圧力をかけました。

 無論、各新聞社がオーナーである放送局は、その新聞社の基本姿勢とも言うべきものに沿って放送をするもので、当然、そこには政治に対するスタンスの違いが表れてしかりだと思いますし、そのことを承知で見ている方も多いだろうと思いますが、国民の大多数はそんなことを意識せずに好きな番組を見ています。

 しかし、バラエティーやドラマは別にしても、ニュースなどの報道番組、報道の内容に関わる対談や特集番組などは、それぞれの局と言うよりも親会社の色がにじんで来るものもあり、おおざっぱに分けて、HTBはテレビ朝日(朝日新聞系)、HBCはTBS(毎日新聞系)、STVは日本テレビ(読売新聞系)、TVHはレビ東京(日経新聞系)、UHBはフジテレビ(産経新聞系)となっています。

 9時のNHK「ニュースウォッチ9」、10時のHTB「報道ステーション」、11時のHBC「ニュース23」、STVの「ZERO」、TVHの「WBC」、UHBの「ニュースJAPAN」を比較してみますと新聞ほどではありませんが、何となくそのスタンスが出てきます。

 これまで自民党は、このような報道に対する圧力をかけてきた事はありませんが、裏を返せば、報道に神経をとがらせるアベシンの懐の浅さと、朝日新聞(テレビ朝日)つぶしの一環なのかも知れません。


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