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基地ありき

  • 2019年06月09日

 イージス・アショアの適地とした秋田県秋田市の陸上自衛隊新谷演習場について、住民に理解を求めるために周辺の対象地19か所を調査した結果、レーダーの電波を遮るので適さないとされた9か所全ての調査結果が間違いだったことが分かりました。

 調査は、山の仰角を計算する際に用いる「高さ」と「距離」の縮尺が間違っていたことに気づかずに定規などで測って計算したとのことであり、現地に赴いて実測したのではなくグーグルの衛星写真「グーグルアース」を利用した結果、縮尺が異なっていたとのこと。

 やることが付け焼刃で、まじめにやる気がないということを露呈してしまいました。

 これでは地元住民の感情を逆なでするだけです。

 これを見ても、政府は秋田市の新谷演習場と山口県萩市の陸上自衛隊むつみ演習場について、当初計画通り変更するという考えはないということだろうと思います。

 秋田県は菅義偉氏の出身地、山口県は安倍晋三氏の選挙区ですから、基地設置の利権構造が出来ているとも噂されています。

 ゆかりの地でありながら、住民の声を無視し基地をごり押しするという、自治体の思いなど歯牙にもかけない辺野古と同じ構図が透けて見えます。


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