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国葬費用の決算は

  • 2022年10月09日

 安倍氏の「国葬(義)」が9月27日の行われてから、今日で12日が過ぎました。

 この間、国会は臨時国会で岸田氏の所信表明演説の後に衆参の代表質問が行われましたが、国葬についての「丁寧な説明」は、今回も聞くことが出来ませんでした。

 政府はこの儀式に16億6,000万円の予算を計上していました。

 その内訳は、

 ・会 場 設 営 費約2億5,000万円

 ・警  備  費約8億円

          道府県警察からの派遣旅費・超過勤務手当約5億円(警視庁警察官

          分は含まず)

          待機建物賃料・現場輸送バスの借り上げ賃約3億円(食費含まず)

 ・外国要人接遇費:約6億円

          滞在中の車両費・空港での受入や連絡調整費・通訳等約5億円

          接遇に当たる在外公館職員の一時帰国費約1億円

 ・自 衛 隊 儀 仗 隊:儀仗隊の車両借り上げ料約1,000万円

 

 となっていますが、警備費には警備の主体を担う警視庁(首都警察)警察官の費用は計上されていませんし、会場設営費は葬儀式典会場の日本武道館分しか計上されておらず、献花台等の経費は含まれていません。

 岸田氏は、「葬儀終了後に精査した数字を示す」と話していますが、なぜ精査に時間がかかりすぎているのでしょうか。

 臨時国会では、閣僚が出席しなければならばい海外での会議がある事から、予算委員会開催まで院内常任委員会などに議論の場を移すことなりそうですが、政府は早急に費用の内訳を提出すべきです。

 しかし、国民に信用の無い政府は、仮に16億6,000万円以上の支出があっても、当初支出予定範囲内として報告をする事が、かなり濃厚ではないかと想定されます。

 足りない支出分は、公開する必要の無い官房機密費や外交機密費で補填するということは容易に想定されますし、機密費は秘密の支出としての常套手段になっています。

 また、国民を欺すつもりかもしれません。


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