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国民はバカでは無い

  • 2021年10月19日

 ついに衆議院選の公示の日が来ました。

 衆議院選挙は、政権選択選挙です。

 私たちは、様々な議論を重ねて野党共闘を作り上げました。

 全国の小選挙区では共通政策の下に野党統一候補が与党候補とガチンコの勝負を挑みます。まさに天下分け目の闘いという構図です。

 この選挙に当たって、私たちは安倍政権・菅政権の9年間に何があったのか、一歩下がり振り向き、改めて見なおさなければなりません。

 これまで内閣法制局長官は総務・財務・経産・法務4省出身者が就き、政治介入を防ぐと供に内閣が替わろうとも一貫した憲法解釈を維持してきましたが、安倍氏は集団的自衛権の憲法解釈の変更を実行するため、これまで、集団的自衛権の行使に関して憲法9条の解釈変更を固持していた山本長官の首を強引にすげ替え、解釈改憲に前向きな小松一郎フランス大使を内閣法制局長官に任命、ここから多くの無理筋と思える解釈改憲を行ってきました。

 この頃から、ナショナリズムの団体が政権の表面に台頭し始め、韓国・中国を敵視し、ヘイトを繰り返すようになり、安倍氏自身がそれを煽るような言動を行い国民に分断を持ち込みました。

 一度坂を転がれば止めようが無く、それ以降の内閣法制局長は意のままとなる人物を充て続け、武器輸出三原則を撤廃、安全保障関連法を改正し、南スーダンへ自衛隊を派遣、国民を監視するテロ対策法などで戦前回帰に拍車をかけ、さらに歴代の内閣副長官には警察庁の官僚を配置、自らが手を黒く染めなくても、周りが配慮することにより、自身と自身の関係者から逮捕者を出さないようにし、次には、森友学園・加計学園・サクラを見る会での起訴を避けるために、黒川東京地検検事長の定年を法改正までして延長、検事総長に座らせようとする悪行にまで及びました。

 関連国会にでの野党質問には118回もウソをつき、それに合わせなければと官僚が公文書を改竄、それを拒否した赤城敏夫さんは自殺に追い込まれましたが、それでも証拠となる公文章の隠蔽・廃棄は改められず、その他にもやりたい放題で国民不在。

 さらに教育再生会議にて道徳教育を復活し愛国心を強要。

 後を継承した菅氏は、その安倍氏の片腕として政権内を暗躍してきた方で、未曾有の新型コロナウィルス感染症への対応を問われる記者会見は大嫌い、国会はなるべき出席しないようにし、説明責任を放棄するなどの結果、10月13日現在で感染者は約171万人死亡者数は約1万8000人が犠牲になりました。

 そして二人とも都合が悪くなると政権を自ら投げ出すという、無責任男。

 この二人によって、日本の民主主義はズタズタにされてしまいました。

 これだけでも万死に値する極悪人。

 そして、この二人に共通しているのは、「国民はバカである」、「バカであるが故にすぐ忘れる」、「そして違うものを目の前にぶら下げれば、それに夢中になる」、という思考回路の持ち主です。

 今回の選挙で、国民はバカでは無い事を突きつけなければ、岸田氏も同じ思考回路となるでしょうし、国民もそれに甘んじなければならない事になってしまいます。

 ハッキリ言います。国民はバカではありません!!


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