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嘘の権化

  • 2019年01月09日

 あの嘘つきが、またまた嘘をつきました。

 6日(日)午前9時のNHK「日曜討論」で、安倍晋三氏は辺野古への土砂投入に関し、「辺野古へ土砂が投入されている映像がございましたが、サンゴについては(他の場所に)移しております。(砂浜の)絶滅危惧種は(砂を)さらって別の場所に移していくという、環境の負担をなるべく抑える努力をしながら行っているということでございます。」と話しましたが、琉球新報によると土砂投入が行われている海域のサンゴはまったく移植せず、貝類や甲殻類は手で採捕して移した事例はあるものの、砂をさらって別の浜に移す事業は実施していないとのこと。

 また、埋め立て海域全体では7万4000群体の移植が必要ですが、7日までに移植が行われたのは、別の海域の9群体のみということです。

 玉城デニー知事はツイッターで「安倍総理・・・。それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません。だから私たちは問題を提起しているのです。」と投稿しました。

 なにせ、サンゴの移植を県が許可していないということです。

 話は変わりますが、宝島社が全国の3紙におもしろい広告を掲載しました。

 朝日新聞に掲載したのは「嘘つきは、戦争の始まり。」のコピーで、濁った暗い青色の海に油まみれの水鳥が映った写真を掲載。

 宝島社は、「『イラクが油田から油を海に流した』その証拠写真とされ、湾岸戦争のきっかけとなった一枚の写真。しかし、その真偽は未だ定かではない。

 ポーランド侵攻やトンキン湾事件など、過去に起きた事件や争いも『嘘から始まった』。 現代でも、多くの指導者が平然と嘘をついている」と主張。

 読売新聞と日刊ゲンダイには、「敵は、嘘。」のコピーで、ローマの彫刻「真実の口」とその口元に手を入れようとしている写真を掲載して、「いろいろな人が嘘をついている。子どもの頃から『嘘をつくな』と言われてきたのに嘘をついている。陰謀も隠蔽も改ざんも粉飾も、つまりは全部嘘。世界中にこれほど嘘が蔓延した時代があっただろうか。いい年をした大人が嘘をつき、謝罪して、居直って恥ずかしくないのか。今、人類が闘うべき相手は原発よりウィルスより温暖化より、嘘である。」と投げかけています。

 宝島社は今回の広告について「気がつくと、世界中に嘘が蔓延しています。連日メディアを賑わしている隠蔽、陰謀、収賄、改ざん・・・。それらは全て嘘です。それを伝えるニュースでさえ、フェイクニュースが飛び交い、何が真実なのか見えにくい時代になってしまいました。

 人々は、次から次に出てくる嘘になれてしまい、怒ることを忘れているように見えます。 いまを生きる人々に、嘘について改めて考えて欲しい。そして、嘘に立ち向かってほしい。そんな思いをこめて制作しました。」とコメントしています。

 安倍晋三氏、あなたは前述の辺野古問題だけではなく、常に自分の都合に合わせ、ためらいもなく「嘘」をつきまくっています。まさしく、息を吐くように「嘘」をつく、尊敬に値しない、子どもにも恥ずかしい首相です。


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