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原油安の影響

  • 2016年01月11日

 街の中を歩くと、ガソリンスタンドの価格がどんどん安くなっていくのが判ります。

 14年8月頃には170円台であったレギュラーガソリンが、今年は、100円台に突入してしまいました。

 サウジアラビアとイランの国交断絶、中東情勢の混乱は本来であれば原油高騰の要因となり、ガソリンは高値安定型で推移するのがこれまでの状況でしたが、その常識が崩れてしまいました。

 米国産シェールオイルの産出増、原油大消費国である中国経済の停滞も拍車をかけており、日本国内のレギュラーガソリンの店頭価格は10週連続で値下がりし、このまま推移すると春には100円を切ってしまうことも想定されます。

 冬の長い北海道としては大変有り難いことですし、さらに、円安に歯止めが掛かり円高に振れれば輸入原材料の値段が下がり、輸送コストも下がり、火力発電のコストも下がり(北電は電気料金の値下げをするのだろうか?)、結果として私たちの生活を圧迫していた物価も下がることにつながりそうです。

 各航空会社の国際線燃料サーチャージも適用無しとなれば、インバウンドだけではなく、アウトバウンドにも拍車がかかろうというものです。

 世界情勢と原油価格が株価にも影響することになり、投資家は戸惑っていますが、悪いことばかりではありませんね。


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