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函館地検検事正へ

  • 2018年06月26日

 先日那覇地裁判決について書かせていただきました。

 宮古島市職員が不法投棄に関する議会報告において、虚偽の計算表の写しを提出したもので、那覇地裁平良支部は、虚偽有印公文書作成・同行使の罪で当該の職員に対し、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決を下したというものです。

 一方、森友学園事件での資料隠蔽・改竄、虚偽答弁をした佐川氏と財務省職員に対して、大阪地検特捜部は不起訴処分となりました。

 そして、この不起訴処分をしたのが、大阪地検特捜部山本真千子部長です。

 あろうことか、その山本真千子部長が函館地検の「検事正」として栄転する人事が行われました。

 まさしく論功行賞を地で行く人事、安倍晋三をかばいきった佐川氏は理財局長から国税庁長官、夫人付きの谷査恵子氏はイタリア大使館へ、そして、今回、財務省関係者全て不起訴の判断をした山本真千子部長が検事正になりました。

 これでは、昇格を餌に何でも出来る、いや、何でもする事が出来るということ。

 国民不在の永田町と霞ヶ関の完全なる癒着。

 それも、よりによって函館地検に来ることになるとは・・・。

 この異動で、函館地裁の良識が壊されていかないことだけを祈ります。


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