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党内議論無しの決定

  • 2016年06月03日

 総理総裁の権限とはそんなに大きなものなのでしょうか。

 消費税増税の先送りを一人で勝手に判断し、副総理兼財務相の麻生氏や、谷垣幹事長、稲田政調会長、さらに友党で連立を組む公明党の山口代表にも「こう決めたから」と告げるだけ。

 告げられた方も、それまで発していた言葉を簡単に引っ込めてしまうという酷い有様。

 自民党内部にも、公明党にも民主的な協議等というものは存在しないのでしょうか。

 消費税増税に関わる「軽減税率導入」時には、あれほど時間をかけて自・公内でも協議を重ねてきたはずなのに、その前提となる消費税増税の延期は「鶴の一声」で議論無し。

 社会保障にあてる財源のあてもなく、アベノミクスの効果による税収増を充てるという雲でもつかむかのような当てのならない空論で、整理されてしまうとは・・・。

 自民党内も公明党内も党首や代表が最重要項目を勝手に決めて、後の党員はそれに従えという、まさしく民主的な議論を取り入れない独裁的な党であることが良く判りました。  このような党内体質が、あの怪物のような独裁者を生んでしまったのであり、誰一人として恐れをなして反論できず、ましてやまともにコントロールすることも出来ないというダッチロール状態に追い込み、国民を生活を不安に陥れている原因は、安倍晋三の独裁を容認している自・公の議員一人一人であることを、今後の選挙で思い知ることになるでしょう。


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