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人事異動

  • 2015年05月22日

 6月1日付けの道の幹部職員人事が発令されましたが、今回の発令は、高橋はるみ知事4期目の政策の進め方が色濃く滲んでいる人事配置であるという感想を持ちました。

 以降は私のごくごく個人的な感想です。

 副知事に経済部長の辻 泰弘氏を起用したのは、まさしく地方創生に関わる経済振興に力点を置く配置のように思われますし、教育長へは、これまで総合政策部長で知事の政策を支えていた側近の柴田達夫氏を起用したのも、教育委員会への知事の関与を支える配置である事は想像に難くなく、総合政策部長には、知事室長として知事を支えた側近の窪田毅氏を起用、各部にまたがる人口減少問題に関わる政策のコーディネート役に期待した配置と思われ、併せて新設した少子高齢化対策監には保健福祉部での実績から内海敏江氏を起用し、少子化対策の具体的な実績を求めるものと思います。

 何より、泊原発再稼働へのシフトは明確で、泊原発の地元である後志総合振興局長には、原発避難計画や避難訓練の担当で、地元とのパイプや危機管理関連団体との窓口である原子力安全対策局長の橋本彰人氏を起用、危機管理監には前原子力安全対策担当局長で現人事局長の佐藤嘉大氏、後任の原安対策局長には同じく前原子力環境対策課長で、現総合政策部総務課長の勝木雅嗣氏を配置し、泊原発再稼働に向けた万全の布陣を敷きました。

 まさしく側近政治と、懸案の経済対策と併せた人口減少対策、そして、泊原発再稼働という、今後知事が何をやりたいかが明らかになった判りやすい人事異動だったと思います。


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