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予算特別委員会質問

  • 2022年03月16日

 2月2日のブログでも取り上げましたが、<再掲  ベトナムで使用されていた「枯れ葉剤」と同じ猛毒ダイオキシンが含有されている2・4・5ーT除草剤が道内の国有林に埋設廃棄されていた事について、道の環境行政を所管している環境生活部に、道議会の環境生活委員会で質問をしましたが、このことについてまったく知り得ていませんでした。

 そして、国有林内への埋設であり、この事案の所管は水産林務部である。また、これら埋設された枯れ葉剤については国は「廃棄物」では無いとの見解であることから、所管外であるとの見解を示しました。

 約50年前、国有林内とはいえ北海道という広域自治体に猛毒のダイオキシンを含む「枯れ葉剤」を埋設するのに国が道に説明も無かったことはあり得ないと思います。

 この問題は、しばらく追い続けたいと思いますが、委員会において、早急に撤去するように国に申し入れるよう強く要請しました。>  と掲載しましたが、今日の予算特別委員会の各部審査で水産林務部が審査対象となっていたことから、改めて、この事案の担当部は水産林務部であるのか確認したところ、水産林務部であることを認めました。

 質問は多岐にわたりましたが、最終的に部長から「この問題について、水産林務部として問題意識が必ずしも十分ではなく、今後は意識を高く持ち、関係部局や埋設されていた自治体とも情報を共有をし、現地の調査も含めて取り組んでまいる。」という答弁を引き出しました。

 また、ロシアのウクライナ侵略に関わり、ロシアから「非友好国」と指定され、さらに、日本も参加する経済制裁で行われる国際間の決済システム(SWIFT)からロシアを除外するという今の状況を踏まえ、来月から始まる日ロ漁業交渉への影響、仮に交渉が成立してもロシアへの漁業協力金の支払いが事実上出来なくなる問題、また、ロシアが漁業交渉を拒否した場合の北方4島隣接地域等への漁業補償などについて質問を行いました。

 水産林務部長からは、「既に国とも協議をしているが、先が全く不透明となっており、漁業関係者への補償も含め、情報は早い段階で地域の漁協などにも提供し、対策を講じてまいりたい。」と答弁がありました。

 明後日は、経済部に対して①燃油高騰対策②原発の新たな脅威(ウクライナの状況を踏まえて)③コロナ通信システムの見直し  の3点について質問します。


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