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ワクチン接種

  • 2021年01月17日

 政府は2月からコロナに関するワクチン接種を始めることを明らかにしました。

 ワクチン接種は市町村単位で実施されることになるので、各自治体ではその対応に右往左往しています。

 いま分かっていることは、接種は優先順位を基に行われ、その優先順位は、

 ①まず、ワクチンの安全性調査に参加してくれる医療従事者約1万人に対し2月下旬から

 接種し、様子を観察する。

 ②次に医療従事者

 ア、病院、診療所において、コロナ感染症患者(疑いも含む)に頻繁に接する機会のあ

  る医師、看護師その他の職員

 イ、薬局において同様の薬剤師、その他の職員

 ウ、コロナ感染症患者を搬送する救急隊員等、海上保安庁職員、自衛隊職員

 エ、自治体等の保健所職員等、対策業務においてコロナ感染症患者に頻繁に接する業務

  を行う者

 約300万人に対し3月中旬から接種を実施

 ③次に65歳以上の高齢者(以下の接種を受ける対象者は接種券が必要)

  3月1日から12日までに各自治体が接種券を郵送し、その券を提示して接種が受けら

  れる高齢者は約3,000万人から4,000万人で3月下旬から随時実施。

 ④次に基礎疾患を有する者

 入院・通院をしている

 ア、慢性の呼吸器の病気 イ、慢性の心臓病(高血圧含む) ウ、慢性の腎臓病

 エ、慢性の肝臓病(脂肪肝や慢性肝を除く)

 オ、インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、又は他の病気を併発している糖尿病

 カ、血液の病気(鉄欠乏症性貧血を除く)

 キ、免疫機能が低下する病気(治療中のガンを含む)

 ク、ステロイドなどの免疫機能を低下させる治療を受けている

 ケ、神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害など)

 コ、染色体異常

 サ、重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害が重複した状態)

 シ、睡眠時無呼吸症候群

 ス、BM1が30以上の肥満

 約820万人に対し4月から実施

 ⑤次に介護従事者

 ア、高齢者及び基礎疾患を有する者や障がいを有する者が集団で入所・入居する社会福

  祉施設等(介護保険施設、居住系介護サービス施設、障害者施設、救護施設等)にお

  いて利用者に直接接する職員

 ⑥次に60歳から64歳までの者

 ⑦次にその他

 となっており、現時点では、妊婦と16歳未満へは接種しない方針となっています。

 さて、ワクチンは2回接種が基本となっていますから、人口約25万人の函館市で考えると約50万回の接種を行わなければなりません。

 場所は病院の他、体育館など集団接種が可能な場所を選定しなければなりませんが、接種会場では、接種後約5分間は会場にとどまり、30分は連絡がとれる場所にいるように求められます。接種を受けた人がアナフィラキシーを起こした場合、すぐにエピネフリン注射などで救護しなければならないためです。また、万が一のために手動人工呼吸装置の用意が推奨されていることから、接種後は30分間、その場所に待機していることが望ましいことになります。

 密にならず25万人の市民に接種し、接種後30分間はその場にとどまることを考慮すれば、まさしく広い会場が必要となってきます。

 米国では休園中のディズニーランドを使用したり、英国ではサッカー場や競馬場を臨時接種会場としていますが、接種する医師や看護師の配置も含め、果たしてスムーズにワクチン接種が進むのか、危惧するところです。

 なお、米国疾病対策センター(CDC)の報告によると、12月末までにファイザー社のワクチンを接種した189万人中21人がアナフィラキシーを起こしたと言うことで、そのうち、17人が過去にアレルギー反応を起こしていたことから、過去にアナフィラキシー症候群を起こした方やスギ花粉症、ぜんそく、じんましんが出たり食べ物アレルギーがある人は注意が必要と言われています。

 そして、日本人の10人に2~3人は何らかのアレルギーを抱えていますから、ワクチン接種を受ける場合、医師や看護師の支持に従うべきという報道もあります。

 なお、副作用が出た場合、政府は予防接種法に基づいた救済制度により、病院治療費を負担することになっていますが、自らの体のことですから、様々なことを検討して判断することが必要となってきます。


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