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ユニクロと新疆

  • 2021年05月20日

 新疆ウイグル自治区産綿花の主要生産団体である「新疆生産建設兵団(XPCC)」が中国共産党の傘下組織であり、そのXPCCでは強制労働が行われており、これは重大な人権侵害であるとして、米国などはXPCCで生産された綿花を使用した製品を拒否するという政策をとっています。

 そして、米国へ輸出されたユニクロ製の商品が、XPCC産の綿花を使用しているとしてロサンゼルス港で差し止められています。

 ファーストリテイリングの柳井正氏がこのことについて明確なコメントを発していないので何とも言いようがありませんが、世界中に店舗を展開している日本のグローバルな企業として社会貢献すべきところが、逆に搾取に手を貸しているとすれば憂慮すべき問題です。

 新疆ウイグル自治区問題については、強制収容や、中国語による教育、宗教の弾圧、強制不妊手術など中国政府が行っている同化政策に多くの問題があると考えていますが、一方、私のカジュアルウェアーは大分ユニクロにお世話になっています。

 不買ではありませんが、柳井氏の今後の対応が私の夏の過ごし方に影響を及ぼすかもしれません。


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