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経産官僚の本音?

  • 2013年08月04日

今月の2日に民主党道連と道議会民主党会派合同の中央要請を行いました。
要請先は、総務省=地方交付税関連等、農水省=TPP関連等、国交省=新幹線、燃油高騰対策、JR事故の究明と安全確保への支援等、経産省(資源エネルギー庁)=原発再稼働問題、大間原発工事凍結、再生可能エネルギーへの支援等の4省庁を重点に要請行動を行いました。
それぞれ、事務次官や担当の審議官へ、北海道の特殊性や抱える課題について訴えてきましたが、その中で、経産省大臣官房エネルギー環境担当審議官の大間原発への発言が気にかかりました。
曰く、「大間原発については、世界で初めてのフルMOXということ、さらに原発を運転した経験の無い原燃が行うということで不安もあることは承知しているが、今後、規制委員会の意見を重視して判断をしたい。一方、プルトニウムについては、日本は国際的に持ってはいけないことになっている。もんじゅのこともあるが、使用済み核燃料の未使用部分を利用しないのは“もったない”のではないか。」と発言されました。
耳を疑いましたが、経産省の資源エネルギー庁の担当審議官の大間原発に対する根本にあるのは、安全より“もったいない”ということだけで、国内では確立していない新たな原発を推進しようとしているという現実です。
時間が無く、細部のやり取りは行えませんでしたが、「審議官が“もったいない”という感覚であることに憤りを感じる。」ということだけは言わせていただきました。


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