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セクシー

  • 2019年09月25日

 ここに来て、小泉進次郎環境相が話題に上がっています。

 国連総会の気候変動問題関する会合で、「気候変動問題に取り組み事は、楽しく、クール(かっこ良く)でセクシー(魅力的)だ」と発言しました。

 セクシーだけを捉えると、おかしな批判がつきまといがちですが、米国では魅力的という意味合いで使用する事がある、いわゆる「言葉の綾」として大きな意味を持たない言葉のようですから、若い方を中心に使われているようです。

 英語が堪能な若い小泉進次郎氏は、軽い気持ちで発した言葉だろうと思いますが、それは通常の日常会話の中でこそ許されるのであって、「セクシー」はオフィシャル(公式)な政治の場面や会議の場面では使用すべきでは無いでしょう

 ここに、小泉進次郎氏の底の薄さと軽さが露呈してしまった気がします。

 しかし、問題は、多くの方々が指摘しているように、「火力発電の削減をどのように進めるのか?」という質問に対して、6秒間も沈黙してしまった事にあります。

 付け焼き刃であっても、この会合ではどのような事が議論され、今の日本の環境施策は世界においてどのような位置にあり、今後どのような対応をしていかなければならないかと言う事が頭の中に入っていなければなりません。

 世界の環境担当相が出席する会合に臨む姿勢が問われてしかるべきです。

 10月4日から始まる臨時国会では、国民を失望させないように、そして議論を正面から受け止め、けっして「朝ご飯論法」で逃げるようなことをしないように注視したいと思います。


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