背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

コロナ新指標

  • 2021年11月09日

 コロナ感染状況の新指標が新たになりました。

 以前は、人口10万人当たりの感染者数25名以上をステージ4として蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言等を発出する目安としていましたから、自分たちの住む都道府県や市町村はステージ3なのか4なのかが比較的判りやすく、重症患者のベッド稼働率も含め、医療の逼迫状況も想像できましたが、新たな指針では、レベル0から4レベルまでの5段階とし、新規感染者数とワクチン接種率を入力すると必要な病床数が表示される新しいツールを利用して、都道府県が判断するとのこと。

 従って、都道府県によって、レベルの判断に差異が生じることも容認するという何とも判りづらい指標となります。

 北海道は、これまで独自の指標を持っていましたが、結果的には国の指標によって外出の抑制や飲食店の休業・時短の要請を行ってきました。

 広い面積を有する北海道は、地域の医療状況にも格差があり、レベル判断はより細かく地域レベルに及ぶ事も想定されます。

 何より、新規感染者がゼロを維持しているレベル0が必要なのかも疑問です。

 政府は、これによって「先手を打って宣言などの強い対策を講じられる。」と述べていますが、判断を都道府県に押しつけて、政府に批判が来ないようにしただけのような気がします。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.