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ものを言う国民

  • 2020年05月19日

 5月14日のブログに検察庁法改正について、1月31日の閣議で黒川東京高検検事長の定年を8月までの半年間延長することを閣議決定した時から恣意的な人事が始まったと書かせていただきました。

 そして、その恣意的な人事が検察庁法に触れることを指摘されてから何を行ったかというと、検察庁法の解釈の変更を閣議で決定してしまいました。

 野党から、前例のない個人の人事を閣議で決定し、そのために法の解釈まで閣議で変更したことで、官邸の番犬と言われている黒川氏を検事総長にし、これまでのモリ・カケ・サクラや河井夫妻の起訴、その他諸々の安倍疑惑を捜査させないという個人的な意図を含んだ人事ではないかと追求されたことから、今度は、国家公務員法の中に検察官の定年も取り込み、公務員の定年を延長する法改正という奇策まで持ち出してしまいました。

 自己保身から、アホな考えを思いつき、逆らう者のいない閣議で押し通し、矛盾を糊塗するために泥沼へと足を踏み入れてしまった安倍晋三。

 今国会での法改正を断念した時の言葉は「国民の理解無しに前へ進めることは出来ない。」と宣い(のたまい)ました。

 この7年半以上の任期中に、国民の理解を得て行った事があったでしょうか、私には覚えがありません。

 常に、数を後ろ盾に強行採決をしてきたものばかりでは無かったのか。

 今まで黙っていた国民は、今回のコロナを機にそうそう安倍晋三の思い通りにはさせない事になるでしょう。


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